はじめに
今日は雨が降ると思っていたけれど、山小屋周辺は快晴だった。
気温も29℃まで上がり、外に出ると暑いくらいだ。
先日の豪雨で屋根の雨漏りがあったので、久しぶりの晴れの日を利用して雨漏りの修理をすることにした。以前にも応急処置をしたのだけど、あまり効果がなかった。
雨漏りの原因さがし
屋根に登って確認。
屋根材のオンデュリン クラシックシートには問題なし。
オンデュリン クラシックシートとは、フランス製の薄いアスファルトの波形屋根材。防水性能に定評がある。
最初は、シートの継ぎ目に水が溜まったのだろうと考え、その継ぎ目部分をよく見てみた。
継ぎ目が1山しか重なってない。
これが雨漏りの原因だと思うんだけど、しかし、この継ぎ目を1山重ねるという方法は、メーカー推奨のやり方。
例えば日本のポリカ波板の場合は2.5山以上重ねることを推奨している。
オンデュリン クラシックシートも念のため、2山以上重ねるべきだったかな?
雨漏り修理
屋根の方は、オンデュリン クラシックシートを新たに購入して、継ぎ目の上から張ってゆく方法を考えた。ただ大雨さえ降らなければ雨漏りはしないので、屋根張りはまた今度にすることにした。
本日はコーキングを屋根裏に塗る作業を行う。
コーキングはやったことがなかったので、コーキングガンの使い方で手間取ってしまった。
よく分からずにコーキング剤の底に穴を開けてしまった。これは失敗。
キャップを取り外して、内蓋に穴を開け、キャップを閉じた後に、キャップの先端をカットをするのが正しいセット方法。
雨漏り箇所に屋根裏側からコーキングを行う。
コーキングガンのトリガーを引くと、練り状のコーキング材が塗られてゆく仕組み。
特に、上に向けてコーキングする時が難しかった。垂れてこないように気を使わなければならない。
とりあえず、雨が浸ってくる箇所はコーキングできた。
後は今後の雨天時に様子をみるだけ。
おわりに
コーキングの注意点としては、天井や壁にたれてしまうと、その汚れを落とすのが難しいこと。手に付いたコーキング剤さえなかなか落ちなかった。
ただ今回も雨漏りを解決できたわけではなく、応急処置になってしまった。
最近は災害級の大雨が多発しているので、心配だ。単独基礎のセルフビルドの山小屋なんて、簡単に流されてしまうだろう。