【白毛門・笠ヶ岳】 谷川連峰馬蹄形縦走1日目

はじめに

9月は雨が多く、なかなか連続して晴れる日がなかったのですが、9月末になりようやく晴天に恵まれました。そこで今回は谷川連峰にテント泊登山をしに出掛けました。

谷川岳には数年前に、天神尾根ルートからピストンで登った経験がありますが、今回は谷川連峰の山々を縦走する山行を行いました。





馬蹄形縦走 1日目

ぐんま県境稜線トレイルの北の始点(終点)である「白毛門(しらがもん)」。そこから谷川岳まで縦走するコースのことを、馬蹄形縦走コースと呼んでいます。馬の蹄のようなUの字を描いたコースです。今回は反時計回りで進みました。




2022年9月29日

車で登山口までの移動中、上画像の辺りでGoogleマップのナビが終了しました。最初は駐車場の場所が分からず谷川岳ロープウェー方面へ進んでしまったのですが、白毛門登山口は上画像の建物横の道を前進するとあります。




11:30 白毛門登山口駐車場

駐車場を表す看板がなかったために分かりづらかったのですが、こちらが登山口の駐車場でした。車が数十台停められる広い駐車場です。

白毛門というのはゲートではなく、山の名前です。積雪期に眺めると、大岩が氷門、山頂が白髪頭に見えるかららしいです。




白毛門登山口で登山届けを記入し投函しました。

大型バックパックの中には、テント・ダウンシュラフ・水2.5L・小型浄水器(ソーヤーミニ)・食料・着替えなどが入っています。計量はしていませんが、12kgくらいの重量だと思います。




9月末頃でしたが、まだ紅葉にはやや早い時期でした。といっても場所によってはもう葉が紅く染まり散り始めている木もありましたが、谷川連峰全体としてみると、まだまだ紅葉のピークではありませんでした。




最初の山から、急登が続きます。初っ端からへばり気味でした。前回の富士登山から丸1ヶ月登山をしていなかったこともあります。

白毛門への道中、時計回りで下山して来られる登山者は7〜8名ほど。同じ向きで進む登山者は0名でした。馬蹄形縦走は時計回りの方が利用者が多そうです。




15:40 白毛門 登頂

標高1720m。
縦走登山ですが、最初の山でだいぶ疲れてしまいました。
でも、白毛門山頂からの景色はとても良かったです。




白毛門山頂から、これから登る山を望み見ています。




次の山、笠ヶ岳。
途中で、日帰りで馬蹄形縦走をしている登山者と出会いました。自分とは逆向きの時計回りで縦走されていて、朝の3時にスタートしたという話でした。




17:05 笠ヶ岳登頂

この日、二つ目の頂に到着しました。
時間も遅いので、これ以上進むのは止めておきました。




折良く、笠ヶ岳山頂のすぐ近くに避難小屋があります。この日はそこに泊まることにしました。




17:10 笠ヶ岳避難小屋

ガイドマップによると、収容人数は4〜5名です。天井の低いカマボコ型をしています。鉄製の建物です。




中は立つことができないので、中腰で進みます。
小さな灯り取り用の窓や換気口があります。
干したままの忘れ物の靴下もありました。




荷物の分を考えると、4〜5人で使うには、少し狭いような気がしました。
平日ということもあったのか、この日は他に利用者はいませんでした。





避難小屋に泊まるのは初めてで、なかなか落ち着かなそうだったので、小屋の中にテントを張りました。アライテントのエアライズ1です。なんとかソロサイズのテントなら張ることができました。




宿泊準備を整え終えてから、再び笠ヶ岳の山頂へ行き、夕日を写真に収めました。とても美しかったです。小さく三日月も見えます。

この日は、笠ヶ岳避難小屋で一晩過ごしました。
就寝時刻は20時くらいだったと思います。




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