中古食器棚のリメイク

はじめに

近所の住民の方が、食器棚を処分するということで、貰ってきました。
サイズ的にはハイゼットデッキバンにギリギリ乗る寸法だと思ったのですが、これが本当にギリギリぴったりサイズでした。後少しでも大きかったら、積むことはできなかったと思います。

食器棚は上下に分割でき、上部がガラス戸になっていて、下部には木製扉がありました。ガラス戸の方を車内に積みたかったのですが、これが入らなかったため、荷台に積むことになってしまいました。ロープで固定しただけでしたが、結果的にはほとんど揺れることもなく、ガラスも無事でした。

デッキバンはバックドアがないため、スライドドアから荷物を入れることになります。車内には十分なスペースがあっても、このスライドドアの間口で引っかかってしまうと荷物は詰めません。今回は車内の寸法だけを測って積めると判断していたので、スライドドアの間口の寸法は計算外でした。


食器棚リメイク

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まずは、頂いた食器棚を山小屋のウッドデッキに運び込みました。上下に分割できるとはいえ、それなりに重かったです。地面に下ろすこともあり、土汚れもついてしまいました。

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汚れを落とした後に、ガラス戸や木製扉などを取り外してゆきました。
湿気の高い山小屋内で使うためには、なるべく風通しの良い状態にしておきたいと考え、余分なものを取り外し”棚”状態にしました。

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もう少しカラフルな色にしたいと思い、塗装を考えました。しかしこれは失敗でした。この食器棚のほとんどの部分がプリント合板で、塗装には不向きだったのです。木材用の下地材を塗ったのですが、それでも塗料がうまくのりません。プリント合板ではない、背板と底面だけ防腐塗料を塗りました。

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食器棚の上部は、ガラスを取り外して、靴箱にしました。右側にはコンテナを置いて、衣類を置くことにしました。
まだ蝶番などの不必要な金具が残ってますが、これはビスが硬くてどうしても取り外せなかった部分です。

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食器棚の下部は、ウッドデッキに置いて、作業台として使うことにしました。重さがあってシッカリとしています。
この作業台には電気工具や塗料缶などをしまっています。引き出しにはビスや工具を収めています。


おわりに

最初は、この食器棚を貰うかどうか悩みました。どこに置いてどのように使うかも思い付かなかったからです。ただ、現在はウッドショックで木材が値上がりしており、木製品がとても貴重に思えたので、とりあえず貰っておくことにしました。結果的には貰って良かったと思います。0円の年季の入った中古食器棚が、立派な作業台と棚に変身しました。

このようにリメイクできる廃品をもらうことができたのも、ハイゼットデッキバンという4人乗りの軽トラがあったためです。燃費は悪い車ですが、重宝しております。


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