ニワトリ放牧場の拡張

はじめに

春から初夏になり、山の近くで野生動物を見かけることが増えてきた。

テン、イノシシ、カモシカ。

真冬の間は野生動物が冬眠しているので、ニワトリの放し飼いを行っていたけど、さすがに厳しい季節になってきたと思う。

ホームセンターで購入した防獣ネットを使った「ニワトリ放牧場」を以前作って、昼間はニワトリをそこで過ごさせ、夜間は鶏小屋で過ごさせているのだけれど、ニワトリ放牧場内の草もなくなり、地面も踏み固められてきたし、荷物も増えて狭くなってきたので、放牧場を広げることにした。

ニワトリがいつも外に出たそうにしていて、ネットに体を押し当てていたこともあるので。


ニワトリ放牧場の拡張

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鶏小屋。ここは、いまだかつて野生動物に侵入されたことがない。

『進撃の巨人』でいうところのウォール・シーネ(最後の壁)


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画像右側の緑のネットがニワトリ放牧場。

ウォール・ローゼ(第二壁)。

少し前まではこちらの壁はガバガバだった。ニワトリ自身がよく脱走していたので、脱走箇所を見直した。この土日は一度も脱走していない。

今回は、この放牧場を拡張しようとした。

前回は農家さんがよく使うイボ竹(グリーンのポール)を使った。しかしこれだと防獣ネットを止めづらかったので、今回は角材を使用。これならネットを直接タッカー(巨大ホチキス)で留めることができる。


画像3

まずは杭をハンマーで打ち込む。

そしてその杭に角材をビス留めした。

角材は防腐塗料を塗り、地面に接する部分はバーナーで焼いて、防腐処理を行った。


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2m丈の防獣ネットをタッカーで打ちつけていく。

あらかじめ下に弛み部分を作っておく。


画像5

弛ませたネットの下部分には、重しをのせたり、土をかぶせる。

野生動物の侵入を防ぐためと、ニワトリの脱出を防ぐため。

ニワトリは足を使って、簡単に地面を掘ってしまう。


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最後に入り口を開ける。

以前焚き火を行った時に、煙の熱で防獣ネットが溶けて穴が空いてしまった部分があったので、ちょうどその場所を広げた。

数m離れていても、焚き火の煙が当たると簡単にネットが溶けることにびっくりした。

写真だと入り口の穴が小さく見えるけど、人間の自分も身を屈めれば通れるサイズ。


これで放牧場拡張の完成!

外の世界と接する最初の壁ウォール・マリア。

この要領なら、今後も拡張作業を行うことができる。(もう拡張の必要はないと思うけど)

ニワトリを放ってみると、やっぱり新しいフワフワの地面を楽しんでいるようすだった。

日が暮れる6時半を過ぎても鶏小屋に戻らないから、出入り口のネットの穴が分からないんじゃないかと不安になったけど、7時前にはいつもの鶏小屋に戻っていた。

成功!

チキンラン 完成



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