ご存知の方も多くいると思いますが、漫画家の矢口高雄先生が亡くなられました。
享年81歳。死因は膵臓癌だったようです。
矢口先生というと、釣り漫画というイメージが強いけど、田舎暮らしや山での生活についても作品を描かれていて、【小屋暮らし】に通じるものを作品から感じられました。
最近では、漫画界の黎明期を築きあげてきたレジェンドと呼ばれる大御所漫画家の方達があいついで亡くなられて、漫画界がどんどん寂しくなっていきます…。
現在の主流漫画と違って、黎明期の漫画は一コマに何人も描かれていたり、背景に力を入れられていたりと、その技術や表現の高さに驚かされます。
特に矢口先生の漫画は、まるで映画を観てるような臨場感があって良かったです。
自身の実体験を通しての、本当の【自然】が描ける漫画家さんがどんどん減っていくのが、悲しいものです。
ご冥福をお祈りします。