山小屋の屋根の補修

はじめに

2年前にDIYで建てた山小屋。
当時、屋根造りをした頃は、梅雨直前だったために、突貫工事で急いで仕上げてしまい、多少作りが雑になってしまいました。

時間が経つうちに屋根から雨漏りするようになり、以前シートを被せて補修しました。グリーンシート(ブルーシートの緑色のもの)を被せて、ロープで繋いだだけなのですが、これだけでも十分効果がありました。

しかしある時、風でシートを固定しているロープが千切れてしまい、シートがめくれてしまいました。それを屋根に上がって直した時に、シート自体にも穴が空いていることに気付きました。

そこで、今回は屋根を覆っているグリーンシートの穴を補修することにしました。






使用した道具

使用したのは、トラスコの「トラックシート補修粘着テープ(オリーブ)」です。ヨドバシオンラインで購入しました。

ホームセンターでも補修シートは売られていましたが、ブルーやグレーなどだけで、珍しいモスグリーン色は取り扱っていませんでした。




14cm×2m。
価格は割引中だったので、約2000円でした。




最初は色が明るいかなと不安になったのですが、裏面(粘着面)が表になっていただけでした。




「う〜ん、今度は色が結構暗いな」と思ったのですが、屋外でみるとちょうど良い深緑色でした。






補修方法

上画像が補修前の山小屋の屋根です。

グリーンシートをロープで屋根に張っただけです。ただ遠くから見ると、こういう色の屋根に見えますね(笑)




グリーンシートの穴のまわりを水拭きします。本来はシンナーで汚れを落とした方が良いようですが、そこまで質の高いシートではないため、水拭きだけで済ませました。




水拭きの後、充分乾燥させてから、シートを貼りました。
穴よりも少し大きめにシートをハサミでカットして、剥がれにくくするために角を丸くしました。このあたりは、アウトドアウェアの補修と同じような感じです。

ただ、この補修シートが思いのほか質が高く、厚みもあったため、元々のグリーンシートに使うには勿体無いくらいでした。

なので今後は今あるシートが破れたら、もっとグレードの高いグリーンシートを張って、その高品質なグリーンシートの穴が空いた時に、今回の補修シートを使おうと思います。




補修後の屋根。




ちなみに屋根の反対側の写真。意外と高さはあります。




屋根の遠景。
ウッドデッキの上にもポリカーボネイトのひさしを作ったのですが、2年近くも経つと、花粉やら雨の汚れで緑色に汚れてきます。以前は透明で綺麗だったのですが…。

屋根も補修や掃除のことを考えると、容易に上がれるような作りにすれば良かったと思いました。

自分の場合は、山小屋の屋根には登れても、ポリカーボネイト屋根の上は強度不足で登ることが難しいです。登れたとしても掃除が大変そうです。






おわりに

セルフビルドハウスの場合、建てて終わりではなく、定期的なメンテナンスが必要なので、そのことも考えて建てないといけないことが分かりました。
とはいえ、今はまだウッドショックの影響が長く続いていて、木材が高いので、本格的に増築やら補修するのはまだ先の話になりそうです。


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