富士山登山ルート3776(準備編)

はじめに

2022年8月下旬に、富士山3776にチャレンジしてきました。
富士山3776とは、標高0mの海岸から、標高3776mの日本最高峰、富士山の「剣ヶ峰」まで歩くトレイルのことです。

ゼロ富士」とも呼ばれていたりします。

画像5

事前に、【挑戦計画書】を提出し、【スタンプラリー】のチェックをコンプリートすると、富士市から挑戦達成証バッジが進呈されるそうです。





荷物リスト

2泊3日の富士山3776のために準備した荷物リストです。下記のリストの他に、「歯ブラシ」「ビニール袋数枚」「軽量折り畳み傘」を持っていきました。市街地や舗装路を歩く時は、雨具よりも折り畳み傘が活躍しました。

登山用ゲーターも持っていき、着用したのですが、これは今回のルートではなくても大丈夫でした。

また、テント用の「グランドシート」は持っていくのを忘れてしまいました…。

荷物リスト
荷物リスト2







反省点

・総重量15kgは重過ぎでした。特にテントは居住性重視よりも、軽量化を重視すべきでした。

・ザックにスリーピングマットを外付けしたら、雨天時にザックカバーができなくて困ってしまいました。やはりザックの外には何も付けない方が良いです。

・基本的に足りないものはなかったけど、むしろ準備過多になっていました。

・水は常時ペットボトル4本分は確保していたけれど、3本で十分でした。自販機など水の補給場所は割と多かったです。

・ガイドマップやスタンプラリーシートが濡れないように防水ケースを用意すれば良かったです。





その他

画像3

虫除けスプレーの類は全く使わず。おそらく標高が高いため、虫が少ないのだと思います。

また、パッキングしやすいように、歯ブラシの柄はカットしました。




画像4

今回はじめて使用したワークマンの「フュージョンダウンシュラフ」。¥7800。

合成ダウンなので、通常のダウンよりも重く嵩張るけれど、その代わり水濡れに強い印象でした。

シュラフケースのベルトを絞れば、コンプレッション(圧縮)できるのも便利でした。







まとめ

不安になってあれやこれや準備をしましたが、悪天候時やアクシデント時には役立つ物もありました。

富士山3776は、スタートからゴールまで標高差が3776mもあるので、8月の暑さと高山の寒さのどちらにも対応した装備を持っていかなくてはならず、それで重量が重くなってしまいます。

舗装路を登山靴で歩くのはかえって負担が大きかったですが、さすがに靴を二足持っていくことはできず、これは仕方ないですね。ちなみに公式ガイドマップでは、舗装路はスニーカー、登山道は登山靴で歩くことをおすすめしています。

富士山3776は、スルーハイクだけでなく、セクションハイクも認められているようです。もしチャレンジされる方は安全第一で、準備と天候に気を付けて、楽しんできてください!





タイトルとURLをコピーしました