佐渡島一周サイクリング1日目

はじめに

ロングトレイルの旅とサイクリングの旅のどっちに出掛けようか直前まで悩んでいました。

これまで縦走登山はおろか、一泊以上の登山も経験がなかった上に、方向音痴なので、リスクの少ないサイクリング旅行を今回は選択。
サイクリングなら道に迷っても遭難の心配がいりません。パンクしたところで自分の乗っている折り畳み自転車なら、バスや鉄道で輪行も簡単です。

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佐渡島へ

フェリー乗り場は、佐渡汽船の新潟港。
ちょうどタイミングが悪く、フェリーの点検の時期と重なってしまい、1日3便しかありませんでした。早朝・お昼・夜の三回。時間帯的にお昼の便一択です。

ジェットフォイルという高速船ならもっと便数が多いのですが、そちらの料金は片道6900円。フェリー(2等席)なら2810円です。なんと半額以下!
その代わりジェットフォイルなら佐渡島まで約1時間で行けるところを、フェリーだと2時間半かかります。

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新潟港のフェリー乗り場へ、折り畳み自転車ブロンプトンを運びます。折り畳みが簡単で使い勝手も良いのですが、若干重いのがブロンプトンの唯一の欠点ですね…。

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行きの便は空いていました。2等イス席の窓際に座ったのですが、この日は温かく快晴だったので、ほとんどの時間を甲板上のベンチで過ごしました。一通り海の写真を撮ったりした後は、スマホの電波が良かったので、ネットサーフィンをしていました。

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12:35の便に乗り、15:05に佐渡島の両津港に到着しました。時刻表ピッタリです。

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とりあえず近くの道の駅で地図付きのパンフレットを貰いました。佐渡島一周サイクリングの地図以外にも、観光用のより詳細も載っている地図を貰ったのですが、こちらがとても役立ちました。サイクリング用の地図はちょっとアバウトなところがあって、路地に入り込むと迷うこと必至です。なので細かい地図を貰っていて助かりました。

最初にスーパーで買い物をしようと思ったのですが、Googleマップで表示される場所を探しても見つかりませんでした。なので食べ物や飲料のほとんどない状態でスタート。心配でしたが仕方ありません。しかしこういう時もサイクリングだからこそ、多少は気楽で良いです。もし登山で食料・飲料を持っていなかったら、スタートの時点でリタイヤです。

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佐渡島到着が午後の3時で出発準備に時間をかけたので、この日はあまり進めませんでした。

途中、JA(農協スーパー)を発見。ここで買い物が出来てよかったです。JAは少し値段が高めでした。500mlペットボトルが1本130円くらいだったと思います。

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食料の買い出しが済んで少し進むと、もう日が暮れてきました。
キャンプ場の看板を発見したので、そこをこの日の野営地としました。あらかじめ地図でチェックしておいたキャンプ場と勘違いして、一つ手前のキャンプ場で泊まることになりました。

姫崎灯台と隣接している姫崎キャンプ場という所です。



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このキャンプ場は駐車場から距離があるせいか、他に利用者はいませんでした。海も眺められて立地はとても良いです。

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無料で、管理人も不在でした。自由に侵入することができました。

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テントはアライテントのエアライズ1。設営が簡単だし軽量で一人旅に良いのですが、個人的には少し狭さを感じますね。徒歩旅行ならともかく自転車旅行ならもう一回り大きいテントでも良かったと思います。

こちらの土間付きテント「ドマドーム」でしたら、土間部分に折り畳み自転車を置けそうだし、そこで炊事等も出来るから便利そうに感じました。

おわりに

失敗談としては、夜過ごすための書物を持って来なかったことと、灯りを持って来なかったことです。スマホのライトで室内を照らし、時間潰しは終始ネットサーフィンでした。あまりテントっぽくない過ごし方になってしまいました。

海に沈む夕日を眺めたり、夜の星を眺めたりもしたかったのですが、虫除けスプレーや蚊取り線香を持って来なかったので、それさえも出来ませんでした。全く風流のないテント旅です…。


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