佐渡島一周サイクリング2日目

前回までのあらすじ


1日目は15時過ぎに佐渡島の両津港にフェリーで到着。
昼下がりのスタートということで、ほとんど進めませんでした。夕暮れ時に無料キャンプ場の看板を発見し、そこで野営。
灯台のすぐそばの「姫崎キャンプ場」で夜を明かしました。

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2日目(姫崎キャンプ場〜沢崎鼻灯台※熱中症ダウン)

久しぶりのテント泊ということもあり、なかなか思うように行動ができず、出発の準備が済んだのは朝8時くらいだったと思います。

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昨晩の宿泊地は、景勝地でした。記念に写真を。


出発直前に、他のサイクリストの方が灯台を見にやって来られました。前日のフェリーで見かけた方でした。両津港付近のホテルに泊まって、今朝スタートしたそうです。二日間で佐渡島一周200キロを走る予定とのことでした。さすがロードバイクの人は早い!

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この日は暑かったのですが、初日にあまり行動できなかったので、体力が余っていたから、途中色々と寄り道をしました。しかしそれが失敗でした…。

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8時過ぎのスタートでしたが、もう日は高かったです。佐渡島は北にあるから、涼しいと思っていたけれど、普通に暑かったです。長袖シャツにアウトドアズボンという秋服の出立ちで来たのですが、もう少し涼しい格好で十分でした。

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風島弁天。後で知ったのですが、この神社の裏にある大岩に登れたんですね。ただ写真を撮っただけで素通りしてしまいました。残念。

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高台にある東屋。このくらい基礎が高ければ湿気も上がって来られないと思います。

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このくらいの高さがあれば、湿気の多い山林に建てても、安心かもしれません。

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佐渡島には灯台が沢山ありました。この灯台は周辺が公園になってました。

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こういうシンプルな言葉が、胸に響きます。先を急ぐ旅でもなかったので、もっとゆっくりペースで旅行しても良かったかなと、今は思います。

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佐渡一周線の道路上にはわりと東屋や休憩スペースがあったりするのですが、それでも無い区間もあります。疲れていない時に東屋が見つかって、疲れている時には全然東屋が見つからなかったりします。
ここは東屋のベンチなのですが、日当たりがよく暑くてあまり休憩になりませんでした。この辺りから頭痛がしてきました。熱中症の初期症状です。もっと早め早めに休んでおけば良かったです。

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白い彼岸花(ヒガンバナ)。

珍しいので写真に撮ったのですが、この頃には、頭痛以外にも軽い吐き目ももよおしていました。かなり無理をして撮った記憶があります。

でも残念ながらこの先は全く休憩スペースがありませんでした。


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長い上り坂を超えた先に、さらに上り坂があったりします。
吐き気も強くなっていきます。完全に熱中症の症状です…。

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小さな手作りの神社。神にすがるように祈りながら自転車を漕ぎました。



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やっとの思いで灯台に辿り着きました。しかし休憩できるようなスペースはありません(写真は翌朝に撮影)。

沢崎鼻灯台という灯台です。

しかし幸いこの灯台の裏側には広いコンクリートスペースがありました。この灯台は車の侵入が禁止されているので、事故の危険性はありません。

熱中症によるグロッキー状態なので、この日はこのコンクリートスペースで休ませてもらうことにしました。本当はいけないのかもしれませんが、このままだと道路で吐くこと必至です。申し訳ないですが、緊急避難として見逃してもらうしかありません。

頑張ってテントを設営したら、その後はすぐにテント内に潜り込み横になりました。まだ昼の2時半くらいだった気がします。テントで汗だくになりながら休息します。途中で人が3回くらい近くまでやってきましたが、何も言われませんでした。

この日は早々と休んで、翌日早朝に出発することに決めました。



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