旅行日:2023年2月3日(※この記事は旅行日より1年後に書いています)
はじめに
沖縄サイクリング旅行1日目:那覇空港、ホテル泊
沖縄サイクリング旅行2日目:レンタサイクル、博物館・美術館
沖縄サイクリング旅行3日目:首里城、知念岬公園
沖縄サイクリング旅行4日目:ニライカナイ橋、玉城城跡、具志頭遊歩道
5日目は、平和記念公園やひめゆり学徒隊の関連施設などを巡り、戦争の悲劇、そして平和のありがたさを感じられた1日でした。
沖縄サイクリング旅行5日目(平和祈念公園、喜屋武岬)
朝日とともに、活動を開始します。
やはり海沿いは、山で隠れることもないため、日の出が早いです。
慶座絶壁(ギーザバンタ)
まずは、崖の景勝地へ辿り着きました。
最初は崖を眺めるだけの場所だと思ったのですが、どうやら海まで降りられるようです。ただ足場はゴツゴツとした岩場になるため、足腰に自信のない方は控えた方が良い感じでした。
下から眺める滝と崖は絵になりますねえ。
真冬じゃなかったら、水遊びもできそうです。
平和祈念公園
第二次世界大戦時、沖縄戦最大の激戦地であり、終焉地。
現在は平和を祈祷する広場となっています。
平和祈念資料館は残念ながらタイミングが合わず、工事中でした。
平和祈念堂と美術館はオープンしていました。
平和祈念堂の中。仏像の内部にも展示物があります。
仏像の内部の室内には、各都道府県の霊石や、世界各地の霊石が安置されていました。
平和祈念公園(沖縄戦跡国定公園)の面積は5,059ha(陸域3,127ha、海域1,932ha)。とても広大で写真に収まりきれないですね。
面積が広いから、空間の取り方も贅沢で、聖地のような神々しさを感じます。
平和を祈願した46都道府県、それぞれの石塔と広場が設置されていました。全て見て回るだけでも、相当な時間がかかってしまうでしょう。
平和祈念公園を抜けて、再び海岸沿いを自転車で走ると、ジョン万次郎の上陸を伝える記念碑がありました。
大渡海岸
浅瀬が広がっているため、岩から岩へと海に浸かずに跳んで遊ぶには適している水場ですね。
海岸の砂浜は、まるで漫画『刃牙』に登場する地下闘技場の地面のようです。
ひめゆり平和祈念資料館
沖縄戦の悲劇を伝える資料館。
この日は大勢の修学旅行生達が来館していました。
ひめゆりの塔や慰霊碑も敷地内にありました。
ひめゆりの塔は、有名ではありますが、高さは数十センチほどで、いわゆる”塔”のイメージとは違うものでした。
荒崎海岸とひめゆり学徒散華の碑。
この海岸でひめゆり学徒隊が、集団自決したそうです。
戦争の悲劇を現代に伝えてくれています。
やはり平和が一番ですね。
喜屋武岬
沖縄本島の最南端と言われている岬。※実際の最南端は荒崎海岸
平和の塔というモニュメントがあります。
沖縄では石碑のことを”塔”と呼ぶのかもしれません。
具志川城跡
荒崎海岸から、この城跡辺りにかけて、「ハブ注意」の看板を幾度か見かけたので、少し心配になりました。地元の農家さん曰く、自転車で走るような農道は、ハブの心配はいらないけれど、石垣の隙間とかに潜んでいることが多いらしいです。そういう意味では、城跡は少し怖いですね…。
自然石を積み上げた石垣。
海も一望できて、景色が良いです。
城跡を見た後に、海岸近くを走っていると、ちょうど車では入っていけない、穴場スポットを発見。道路からは死角になって、全く目立たないポイント。まさに野宿にうってつけの場所でした。
砂浜からも一段高くなっているので、安心。夜は海の波の音が聞こえてきて、心地良く眠りに落ちました。
おわり