2021年初登山!【岩櫃山】

岩櫃山は、群馬県東吾妻町にある、真田氏ゆかりの難攻不落の山城。



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先日、アクションカメラ(ソニー アクションカム  HDR-AS300)を購入したので、これを試してみたくて、登山に行ってきた。


今日は天気こそ晴れだったものの、風が強かった。出発前に何度も天気予報を確認して、岩櫃山なら天気や風速は比較的安定していると思って行ってみたのだった。しかし、それでも現地は強風が吹いていた。


ネットで調べたら、片道45〜50分、往復で1時間半〜2時間程度で登れると出たので、その手軽さもこの山を選んだ理由。


駐車場と登り口は二つある。自分は何も知らずに難しい密岩ルートの方の駐車場へ着いた。


新型コロナの影響もあり、最近はあまり運動らしいことはしていなかったので、リハビリをかねて低山を選んだんだけど、低山の中ではかなりハードな部類に入ると思う。あとで、中級〜上級者向けのルートだと知った。


駐車場から登山道まで離れていて10分くらい歩いた。これだけでも疲れた…。


肝心のアクションカメラは登山開始後10分足らずで充電切れ。さらに防水ケースに入れていたため、音声はほとんど拾えず…。今後は内臓バッテリーに頼らずモバイルバッテリーにつなげて、さらに防水ケースには入れずに剥き出し状態で使おうと思う。









後日、完全に満充電にさせたバッテリーで試してみたら、アクションカムは125分撮影できた。
しかも高解像度の映像で。よかった。


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登り始めの頃は、ふわふわした落ち葉で埋もれた道が続く。

アクションカメラとは別にキャノンの防水デジカメ(PowerShot D30)も持っていったんだけど、これが役に立った。今回の記事の写真はほとんどがコレ。ものすごく役立っている一品。ロケハンの長年の相棒!




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中腹から望む山頂。

「おいおい、本当にここを登れるのか!?」という印象だった…。



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岩櫃山は途中から難易度がグッと上がる。鎖場があったり、鉄ハシゴがあったり…。



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山の上の方には登山道にも雪が残っていて、それが凍ってアイスバーンのようになっている。ツルツル状態で滑りやすいから注意が必要。



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くわえて強風。鎖場の難所を通るタイミングで吹いてくる。これには困った。



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鎖を離したら、奈落の底へ…。強く握りすぎて、手が痛くなった。

頂上直下の鎖場が一番の難所だった。しかしここは写真を撮る余裕もなかった…。風が止むタイミングを見計らって慎重に登る。



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岩櫃山(標高802m)登頂!

頂上からの見晴らしはすごくいい!! 

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帰り道にカモシカに出会った。ずっと動かずにこちらを見ていた。


大抵野生動物に出くわすと、こちらが目をそらすとその隙にパッと逃げたりするけど、このカモシカは何度目をそらしても逃げたりしなかった。





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下山後は、ちょっと寄り道して【岩櫃神社】へ参拝に行った。小さい神社だけど後ろの山が借景になって迫力がある。

後ろの山に登頂したと思うと感慨深い…。



のせるやつ

境内には小屋もあるぞ。これは要チェックだ!



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Bライファー(小屋暮らし)の人が住んでそうな味わい深い小屋だ。



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なるほど! 束石ではなく、コンクリートブロックの基礎。板をかまして調整している。



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参拝を済ませて神社を後にし、帰路につく。

わずか2時間足らずの登山だったけど、スリルも達成感も味わえた。

岩櫃山、良い山だった。急峻なため初心者と高所恐怖症の方にはすすめにくいけど、また別のルートも行ってみたくなった。

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