探訪日:2022年12月初旬
はじめに
昨年暮れに千葉県へ小旅行に行った時に立ち寄った登山記録です。
「花嫁街道」とは、千葉県南房総市にある周回コースのトレイルです。
かつて花嫁行列が通ったことから、名付けられたそうですが、このトレイルを花嫁衣装で通ったら絶対に汚れてしまうと思いました…。
トレイルは整備が整っているため、とても歩きやすかったです。リスクも少ないし、3〜4時間で一周できるので、初心者にもオススメです。
花嫁街道トレイル
駐車場は車が3台くらいしか置けない狭いスペースでした。
この日は週末でしたが、交通量は少なく、駐車することができました。
11:45 花嫁街道 入口(スタート)
12月なのに、草が生い茂っています。さすが南国ですね!
アップダウンは少なめで、崖もないため、歩きやすいです。
12:20 第二展望台
標高はそこまで高くはないです。
第一展望台は木々に囲まれていて、展望がゼロでしたが、この第二展望台から、千葉の山を見ることができました。
12月初旬ですが、まだ紅葉がピークに達していないですね。
13:15 見晴らし台
ここがこのトレイル中で最も景色の良い場所でした。
ただ開けているため、風が吹くと肌寒かったです。
5分くらいの小休止で、すぐに出発します。
第三展望台のベンチ。
チェンソーで整えたのでしょうか?切りづらいのに、すごいですね。
13:25 烏羽山 山頂
花嫁街道の中間地点(折り返し地点)に当たる場所です。
標識下に「おふく」像あります。
男女・年齢を問わず、縁結びを承っているようです。
烏羽山は海抜266m。新日本百名山らしいです。
後半の下りルートは、「花婿コース」と呼ぶようです。
突然、立派な木造階段と東屋が現れました。
湿地帯に建てられているため、かなり基礎高です。
東屋にはベンチがないため、休むことはできませんが、近くにある滝を眺めることができます。
下から見ると、東屋の立派さが分かります。水も豊富だし、仙人が暮らしてそうな雰囲気を醸し出しています。
14:45 黒滝
滝壺のサイズ感も、水流もほどよく、滝行には適していそうですね。
穏やかな川の端を歩いていきます。
本当に、こんなぬかるみを花嫁行列が通ったのでしょうか?
アスレチックゾーンのような飛び石が現れました。
こういう道は好きですねえ。子供時代に戻った感じです。
先ほどの黒滝の水場ゾーンを抜けると、突然広場が現れました。
管理棟や炊事場、トイレもあるので、昔はキャンプ場のような使い方をされていたのでしょうか?
今では広場は一面雑草が生い茂っていました。
ここまで来ればスタート地点の駐車場までは目と鼻の先です。
舗装路を歩いて行きます。
15:15 花嫁街道 入口(ゴール)
おわりに
距離、時間ともにリフレッシュにちょうど良い長さでした。
心地よい疲労感を感じられます。
アップダウンは少なめで、リスクも低いです。
この辺りにはクマはいないようですので、安心して歩けますね。