記事に書いたつもりだったけれど、それは記憶違いだったようなので、もう3週間も前の出来事だけど、ここで記しておくことにします。
2月13日(土)。
群馬県にある嵩山(たけやま)に登山に行った。
霊山として古くから親しまれてきたらしく、道中に仏像が配置されていた。
「死んだ人の霊が集まる所」と看板には書かれていた。
道の駅「霊山たけやま」の駐車場を利用。
土曜日ということもあり、天気も良いこともあったためか、そこそこ混んでいた。
登山口は道の駅のすぐそば、というよりも併設されているような状態。
この日も多くの登山客の方と出会った。20組くらい見かけたと思う。
10:05 出発
中腹までは特に苦労することなく歩けた。
2月中旬だけど、低山だからか雪は全く積もっていない。
中腹からの景色。眺めが良い!
ただ登山経験が少なく、見えてるのが何の山なのかは全く分からず。
中腹にある休憩用の東屋。結構な傾斜地に建てられていた。
基礎石は巨大だ。
しっかりした基礎石だから、こんな急な傾斜地にも建てられるのだろう。
ところどころ仏像が安置されている。
まさに霊山たる所以(ゆえん)だ。
巨大な岩の下を潜る。
これが「胎内くぐり」だと思っていたけど、あとで下山時に地図で確認したら、
どうも違っていたらしい。
急な岩山。
「ハイキングコース」という表示にだまされた。
低山だけど中腹以上は結構な登りだし、高所恐怖症にはつらい箇所もチラホラ。
「不動岩」という巨岩を鎖で登っていったら、最上部に「不動明王」の像が。
だから、不動岩というのか!
こんな急な鎖場を登ってゆく。
この写真がたしか不動岩だったと思う。
それとも「小天狗」だったかな?
嵩山には三つの頂きがあり、それぞれ「小天狗」「中天狗」「大天狗」と呼ばれている。
11:05 小天狗到着
仏像が配置されているゾーン。
神々しい。
中天狗は周りを木に囲まれていて見晴らしが良くなかったので、写真には収めていない。
嵩山の最頂部、「大天狗」への登り。
結構なスリルだけど、なんと小さな子供を連れたファミリーとすれ違った。
こんな急傾斜を小学生未満に見えた子供たちも登ってしまうなんて…。
登頂!
標高789m。
11:30 大天狗(嵩山)登頂
頂上には小さなほこらが。
よく台風で飛ばされないものだ。
登頂後は、稜線にある東屋近くのベンチで小休止。
帰りは行きと別のルートを通る。
巨岩の下は、一部通行止めになっていた。
以前は巨岩の真下にも行けたらしい。
「弥勒穴」という看板があったので寄ってみる。
岩壁に打ち付けられた鎖に沿って、進んでいく。
これもスリルがある。
洞窟の中に、弥勒菩薩の像が。
12:30下山
わずか2時間半の登山だけど、良いリフレッシュになった。
それに低山だからといっても決して楽ではなく、急な場所もあってスリルも味わえたし。
本格的な登山だと5時間以上登るのはザラだし、まずは体力づくりのために今後も低山をハイクしていくことにしようかな。普段運動不足気味なので意識して運動しないと。
この時期(2月中旬)はまだスギ花粉の飛来がなかったので、わりと登山しやすかった。
低山なら積雪もないし、オススメかな。