ニワトリはペットとしてはかなり飼いやすい部類だと思う。
丈夫だし寒さに強いし、エサもそんなに高くない。ニワトリ自体の値段も安い。(自分の場合は、生後5ヶ月の初雛が3300円/1羽)
朝になれば鶏小屋の扉を開けて、夜になれば鶏小屋の扉を閉める。後は放し飼い。卵の収穫とエサや水の補充、時々鶏小屋の清掃をするくらいだ。
でも、それをさらに手間要らずにしたいので、朝晩の扉の開閉を自動化することにした。
注文したのが、こちら

海外製の鶏小屋用「自動ドアキット」。
光センサーが付いているので、太陽の動きを感知して、扉板が上昇降下する。
説明書は英文だったけれど、図を見ながら組み立てることができた。思ったよりは簡単だった。作業の目安時間は1〜2時間程度。

キットは、細長い段ボールに梱包されていた。
スマホの充電コード(白)のようなものが入っていたけど、これは使わなかった。説明書にも特に記載がなく、何のために入っていたのか謎だった。

鶏小屋の扉を外して、加工の準備をする。
ちなみに扉は、ルーバーフェンスに有効ボードを打ちつけたもの。

専用扉は半分折りになっていた。コレを開いて、中心の金具を六角レンチで回すと一枚扉として固定される仕組み。

専用扉よりも一回り小さいサイズで、板を四角く切り抜く。
さらに専用扉を固定するための、下地材を打ちつけた。

扉中心の銀のバーが電動で伸び縮みにして、扉を上昇下降させる仕組み。

最初は扉が閉じた状態でセットしてしまって失敗した。
扉が開いた状態でセットしなくてはならない。

専用扉と銀バーの間にスキマをがないと、開閉時に引っかかったりするため、付属のスペーサー(白)を取り付ける。

こちらが自動ドアの制御盤。
黒いカメラはニワトリ観察用のライブカメラ。

扉の裏面はこんな感じ。
ちょっとコードが邪魔かな。

扉の表面。

太陽光を感知する光センサー。
ちょうど金網の目を通せるサイズでよかった。

もう一つセンサーっぽいものがった。
太陽光以外の何かを感知するのかな?

完成!
4月中旬現在だと、朝6時前に自動ドアが開いて、夕方7時くらいに閉まる感じ。
自動ドアは非常にゆっくりと動くので、ニワトリが挟まれる心配はなし。
光センサー以外にも、付属のリモコンにも反応する。ただリコモンの電池は珍しい乾電池で単五サイズよりさらに一回り小さい。「27A 12Vアルカリ電池」というタイプ。
使ってみた感想は、思ったよりも光の感知が高いかな。夜回りにLEDランタンをかざしていたら、その光に反応して自動ドアが開いてしまうこともあった。
リモコン付きなのも嬉しい。リモコンは予備を合わせて2つ付いてきた。
扉の開閉音はそんなに大きい音はしない。山小屋に入ってしまえば、開閉音は聞こえない。
ニワトリ1羽が余裕で出入りできる扉のサイズ。
設置して1週間になるけど(4月17日現在)、特に不具合は発生していない。
コンセント式だけど、ひょっとしたら「ソーラーパネル&サブバッテリー」でも十分稼働できそうな印象。