前回までのあらすじ
佐渡島でのサイクリングを開始して2日。
熱中症でダウンし、近くの灯台の片隅で緊急避難として一泊しました。
3日目(沢崎鼻灯台〜入崎キャンプ場)
灯台下をお借りして一泊を過ごしました。
熱中症によるダメージからは完全に回復しました。
前日も夕方からずっと横になり、たっぷり寝ましたので、この日はまだ日が明けていない早朝のうちに出発しました。
完全に夜が明けきっていない朝焼けの中、自転車を走らせました。
最高に気持ちいい。
トイレ休憩。
佐渡島一周線は海岸線を走っているから、海水浴場の公衆トイレが頻繁にあるのが嬉しいです。しかも綺麗な水洗洋式トイレが多かったです。
日が差すとやはり暑くなってきました。
ただ前日熱中症でダウンしたことで、自分の体調管理がかえって把握しやすくなってきました。今、自分はどの程度の疲労が溜まっているのか?どのくらいの状態で休憩を入れた方が良いのか?とか、自分の体の声が聞き取りやすくなりました。
なかなか東屋が見つからないゾーンにやってきました。
前日は無理をして前進して熱中症になってしまったので、同じ失敗を繰り返さないために、バス停の日陰の中で休憩をとりました。なぜかエ○本が置いてありました…。
市街地に到着。塩害対策なのか、木造住宅が多かったです。
朝8時半からやっているスーパー「マルイ」に8時40分くらいに入店しました。めっちゃタイミングが良かったです。こちらのスーパーは値段が安く、新潟市内と変わらない感じでした。
佐渡一周線の道路沿いに、「佐渡島博物館」がありました。
サイクリングの途中で寄ってみます。ちなみに佐渡島は治安が良く、一度も自転車の鍵をかけなくても大丈夫でした。もちろん自転車には鍵をかけるのが良いのですが。
広い海水浴場の東屋。
関東では台風がやってきていた時期なのですが、佐渡島はとても良い天気でした。
車やロードバイクでは、こんなに海の近くを走れないと思います。これがスピードの出ない折り畳み自転車の良いところ。まさに自分にぴったりの乗り物です。
きらりうむ佐渡。
突然先鋭的なデザインの建物が現れました。
博物館的な建物のようですが、本日は一度、佐渡島博物館に立ち寄っていたので、こちらへは寄りませんでした。今思えば立ち寄っていけば良かったと後悔していますが、当時は時間配分が分からなかったのでした。
千畳敷。
海のすぐ近くまで歩いてゆけるようです。
潮風の影響なのか、橋がサビサビです。恐怖感が倍増します。
コンクリート塀の上までゆけそうです。
平らな床の先は深い海が広がっているようです。
天気も荒れてきて、風も強くなり、波の音も大きくなってきました。
落ち着いた町並みを進みます。
いい味を出している廃墟。しかし見るからに危険そうなので近付けません。
午後3時半頃に、広い無料キャンプ場に到着しました。
入崎キャンプ場です。
まだ時間もあったので、10kmほど先のオートキャンプ場に進もうとも考えましたが、こちらのキャンプ場は広い平坦地で海も眺められるので、野営地にはピッタリなので、今夜はここで一泊することにしました。(翌日分かったのですが、もう一つの先のオートキャンプ場はシーズンオフで閉鎖されていたので、こちらを選んで正解でした。)
海岸から見たキャンプ場。かなり海に近いです。
上の写真の東屋で休もうと思ったのですが、海からの風が吹きっさらしだったのと、地面が砂利でゴツゴツしていたので、もう少し奥の方へ移動しました。
シーズンオフなので雑草は伸びきっていましたが、柔らかい芝生の上にテントを張りました。
この日は自分以外に利用者はいませんでした。かなり広いキャンプ場なので、贅沢です。