ミツバチの巣探しは春から夏にかけて始まるらしい。
まだまだ先の話だ。
…と思っていたけど、詳しく調べてみると、新品の巣箱というのは、ミツバチは好まないことが分かった。
ミツバチは中古物件が好きらしい。
かつて仲間が巣を作った場所に安心感を覚えるのだろう。
だから養蜂用の巣箱が完成したら、あえて2〜3ヶ月間、雨ざらし野ざらしにして、新品の匂いを消して、自然になじませるという。
ということは、今の時期に巣箱を準備しておく必要がある。
今回量産したのは、巣枠といって、ミツバチが巣を作る部分の場所。
ミツバチの巣が大きくなるにつれて、巣枠を重箱のように段々と足していく。
これに取り外し可能な底板と屋根を付けて、巣箱になる。
でも、屋根用の木材をまだ買っていないので、屋根作りはまだ先。
とりあえずできる部分から作っていった。
色々な養蜂家の方が、YouTubeやブログで養蜂巣箱の作り方を詳しく解説されているのだけれど、説明通りの寸法の木材というのが、なかなか最寄りのホームセンターに売っていないのだ。だからどうしても、多少はオリジナルの巣箱になる。
みんなそうやって入手しやすい資材を使って試行錯誤して作っていったから、色々な寸法や資材の巣箱があるのだろう。逆にいうと、蜜さえとれて、ミツバチに負荷のかからない巣箱ならなんだっていいのだ。中には丸太や塩ビパイプを巣箱にされている方もいる。
巣枠はもう十分作ったので、今度は屋根や底板の部分を作ることにしよう。