みなさん、こんばんは。一城ひとまです。
引越しも近付いてきたので、山小屋作りは一旦保留にしておいて、
先にウッドデッキを作ることにした。
なぜかというと、山小屋内だけでは荷物が入りきらないだろうと思ったから。
自分はミニマリストではなく、どちらかといえば、物が捨てられないタイプなのだ。
いつか使う時がくるだろうとか、この部品は何のパーツだったっけ?とか、
色々考えて物を取っておくパターンが多い。
そういうわけで少しでも物を置くスペースを作るために、
急遽ウッドデッキ作りを行うことにした。
材料はほとんど2×4材6フィートを使用。
なぜならこの木材が最も安価で入手しやすいからだ。
つねに屋外で風雨にさらされるウッドデッキにはそれなりの質の木材がいいらしいのだけど、
そうなると費用が数倍に膨らんでしまうので、こちらの2×4材を使用することにした。
◆作り方の手順
①整地
②基礎作り
③木材の塗装
④土台作り
⑤床作り
こんな流れで作っていきました。
①整地
まずはウッドデッキを作る場所を整えてゆく。
ウッドデッキの面積よりも一回り大きめに地面を整えていった。
その方が後で作業がスムーズに行えるから。
ウッドデッキの面積は、1820×3640mmの予定。
②基礎作り
つぎは、基礎。
束柱(基礎柱)は、2×4材を2枚合わせて太くした。
小屋作りの時はちゃんと作ったけど、今回はウッドデッキなので、
わりとテキトーに作った。
セメントや砂利は使わずに、ただ穴を掘って基礎石を埋めただけ。
でも水平だけはちゃんと測っておいた。
だが、問題が起こった!
切り株が邪魔をして基礎を一つ置けない。
最初はこの切り株を短くカットして基礎代わりに使おうかなとも考えたけど、
この切り株が全然伐れない。長梅雨の間に、水分を十分に含んでしまったらしい。
それにチェンソーの方もしばらく使っていなかったため、メンテナンスを怠っていた。
色々と時間がかかりそうだったから、この切り株部分は抜かして、
ウッドデッキを作ることにした。
③木材の塗装
ウッドデッキを作った後で塗装するとなると、
塗り残し部分が出てくるので、先に塗装することにした。
防腐塗料を二度塗り。
最初から防腐剤入りの2×4材を使えばもっと耐久性が出たかもしれないけど、
ここは節約のため、普通の2×4材を使った。
これでどのくらいの期間保つか試してもみたかったのだ。
全ての材を塗装してから、土台作りを行ったわけではなく、
塗装と同時に次の土台作りを行っていた。
特に深い理由はなく、単純に塗装した材の置き場所に困ったからだ。
④土台作り
一度小屋を建てていたので、こちらもスムーズに作ることができた。
基礎石の上に束柱を立ててゆく。
小屋の時はサンドイッチ工法といって、束柱を板材でサンドする方法をとったけど、
今回は束柱の上に、直接土台を乗せる大引き工法で建てていった。
ウッドデッキの横幅が1820mm。上画像の土台3本の間は、910mmスパンとなる。
⑤床作り
土台ができたので、後はこの上に床材を等間隔に貼ってゆく。
ウッドデッキのスキマの間隔は、どのくらいにすればいいのか悩んだ。
最初はキリのいい1cmにしようとした。
でも調べてみたら、木材は時間が経つと収縮して、隙間が広がるので、
最初から1cmに設定すると、後日もっと幅が広がって、足の指が引っかかったりするらしい。
なので、0.8mmに設定した。
ちょうど石作りのコースター(栃木県:石の美術館で購入)を持っていて、
それの幅が0.8mmだったので、これをスペーサーとして使ったのだ。
石のコースターを材の両端にかませて、ビス留めしていけば、
自然と等間隔に床材を貼ってゆくことになる。
こうしてコツコツと板を貼っていった。
完成!!
やっぱりウッドデッキを作って良かった。
そもそもウッドデッキ ありきで掃き出し窓を設置したので、
最初から作る予定だったけど。
山小屋全体がこげ茶色だから、実際よりも重そうな感じになってるかな。
でもまあ、自然に溶け込んでいるから、ヨシとしようか。
おわり