ちょっと例え話をしましょう。
ある日、あなたの住む町に宇宙人がやってきて、基地を作り始めた。
基地が完成すると、宇宙人はそこに住み始め、こんどはヘンテコな機械をあなたの家の方へ向けて設置した。
ここでQ問題!
あなたはノコノコと、そのヘンテコな機械に向かって姿を現すでしょうか?
森に住む野生動物はそんな状況なのかもしれない…。
昨晩トレイルカメラを設置したけど、全くと言っていいほど映っていなかった…。
気温の表示が完全に間違っている…。20℃くらい高いと思う。
30倍速で確認したから見落としはあるかもしれないけど、確認できたのは、小鳥か虫かが、二匹飛んだ姿だけ。
あとは、鳴き声や物音、草が揺れる姿くらい。
撮影に失敗した大きな要因は他にも考えられる。
それは、テストモードで撮影したこと。
自分の買ったトレイルカメラには、「テストモード」と「電源オンモード」がある。
電源オンモードは、そのスイッチを入れると、設定された通りにオートで撮影してくれるモード。
色々設定したり、手動で撮影するには、テストモードにする必要がある。
テストモードという名前だけど、実際にはメインモードと呼んでもいいかも。
ただ、このテストモードの一番の厄介は、テストモード中は常時赤色のLED電灯が点滅すること。
これは、ユーザーがカメラの設置場所を忘れないためという親切設定からきてるらしい。
自分も最初は嬉しい設定だなと思った。
ただ調べてみると、どうやら野生動物はLED電灯の点滅を嫌う性質があるらしい。
以下は、LED点滅する動物撃退グッズ。
常時LED点滅してしまうテストモードでの撮影は失敗!!
なので、今晩は電源オンモードで撮影する予定。
この電源オンモードは手動で撮影スタートできず、「動体検知」か「指定時間撮影」しかできない。
とりあえず、夜中の12時〜朝の6時までを時間指定したので、後はその時間になれば勝手に撮影してくれると思う。
今度こそ何か映ってくれると嬉しいけど、野生動物がカメラを気にしなくなるまで、時間がかかるかもしれない。
野生動物の撮影は、気長に待つとしよう。