はじめに
スギ花粉もピークが過ぎて少しは楽になったので、久しぶりにアウトドアに出掛けてきました。翌日から数日雨が続くという予報だったのも、登山に出掛けた理由です。
二ッ岳
二ッ岳とは、「雄岳」と「雌岳」という二つの山の総称です。
最初はこれを知らずに、標識が見当たらなかったので、道を間違えてしまったかな?と焦ってしまいました。
伊香保森林公園がスタート地点となります。
二ッ岳登山
2022年4月13日(水)
9:30 駐車場到着
登山口は二つあり、「鷲の巣風穴」と「オンマ谷風穴」からスタートするルートがあるようです。鷲の巣風穴コースの方がメインらしいですが、Googleマップのナビだとオンマ谷風穴近くの駐車場を案内されたので、そちら側から登りました。多分こちらのコースの方が距離が短いです。
実際の駐車場は車道のさらに奥の所にあるのですが、道が途中で塞がれていたため、かなり手前に駐車しました。
登山口付近にあった公衆トイレ。
雨水タンクを活用しているようですが、蛇口を捻っても水は出ませんでした。しかしトイレは綺麗だったので、どうやって掃除されているのか不思議に思いました。
トイレ小屋の屋根は平屋根。平屋根でも雨水を集めることが可能なんですね。タンクの設置の仕方とか色々勉強になります。
二ッ岳(雄岳・雌岳)の登山口です。
9:50 登山口スタート
4月中旬だというのに、植物はほとんど生えていませんでした。雪のない冬って印象でした。低山でもまだ春は来ていないようですね。
登り口から急な坂道が始まりますが、石と土がしっかりしていて登りやすかったです。
まずは雄岳を目指します。
雄岳の頂上付近で、大きなテレビアンテナ施設を見つけました。
こんな山中にどうやって建てたのか不思議です。重機も入れないと思います。
頂上から十数メートルの場所にテレビ塔があるため、不思議な感覚です。
景観は悪くなってしまいますが、安心感はありました。
10:20「雄岳」登頂
距離の短いコースから登ったとはいえ、かなり呆気なく登れてしまいました。これだけだとさすがに物足りない感じです。
雄岳頂上からの景色。
テレビアンテナのケーブルや、木々に塞がれていて、パノラマがあまりよくないです。その中でも遠くまで見渡せる角度で撮りました。
今度は、雌岳を目指してみます。途中の分岐点まで戻って、雌岳方面へ向かいます。
登山道はかなり整備されていました。
厚みのある長尺板を土留めにし、丸太を杭で打ちとめた階段です。
木製階段のステップ部分は、土のう袋を平たく置いています。これなら土も流れないし、歩きやすいし、良いアイデアですね。
10:55「雌岳」登頂
遮るものがない分、雌岳の方が景色が良かったです。
「雄岳」「雌岳」ときたら、次は「子岳」だと思いましたが、実際は何故か「孫岳」でした。
最後に、孫岳に向かいました。
こちらの孫岳はルートが少し分かりづらかったです。登山コースと山林の区別が付きづらく、ピンクテープが無かったら即迷いそうです。
11:40「孫岳」登頂
奥に見えているのが、雄岳のテレビ塔です。
方角を変えてもう一枚。奥の山が雌岳ですね。
12:05 下山(登山口)
下山してスタート地点の登山口に戻ってきました。
登山口の周囲には、東屋、公衆トイレ、ベンチやテーブルなどがあります。割と広い平坦地なので、キャンプもできそうですね。
おわりに
今回は午前中だけで帰って来られるような低山ハイクとなりました。スギ花粉のシーズン中はほとんどアウトドアをしていなかったので、リハビリとしては良い運動になりました。
この伊香保森林公園の周囲にはいくつも初心者向きの低山がありますので、ここを拠点としていくつかの登山を行うのも面白そうだと感じました。