はじめに
2022年9月末に行った谷川岳馬蹄形縦走の記録の2日目になります。
1日目はお昼頃からスタートして、白毛門→笠ヶ岳まで到達しました。そして笠ヶ岳避難小屋に宿泊しました。
馬蹄形縦走 2日目①
5:00 起床
前日に買ったパンの残りを食べて、簡単な栄養補給を済ませました。
![画像1](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/88945554/picture_pc_e05247ace3ffd1106e3528cc8027836b.jpeg)
笠ヶ岳避難小屋の外に出てみると、ちょうど朝日の時間帯でした。
この時、一人のハイカーがやってこられました。夜明け前の3時くらいに登山口を出発されたようです。自分と同じように馬蹄形縦走を反時計回りで進んでいました。歩きの速度は自分よりかなり速かったです。
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自分も荷造りをして再スタートします。
避難小屋の中は結露がひどかったです。鉄製シェルターということもあるのかもしれませんが、谷川岳は水が豊富なので、湿気も多いのかもしれません。
テントやダウンシュラフなどが濡れてしまい、ちょっと困ってしまいました…。特にダウンは濡れると保温力が低下してしまうのです。
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6:00 笠ヶ岳避難小屋 出発
避難小屋の外側も内側と同じように、結露で濡れていました。ただ避難小屋のおかげで昨晩は風を完全に防ぐことができたため、助かりました。
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次の目的地は、朝日岳です。
前日に続いてこの日も天気が良く、青空が広がっていました。
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この日は9月末日で、紅葉も少しずつ深まっていく、そんな過程でした。
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朝日岳までの道のりはそれほど難路ではありませんでした。
朝イチに登るにはちょうど良いウォーミングアップになりました。
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7:00 朝日岳 登頂
標高1945m。
朝早い登頂は気持ちが良いです。空気も澄んでいて、景色も綺麗に見えます。
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山頂のすぐそばにある祠で、旅の安全祈願をします。
先行者の姿が見えたのは、この山頂からが最後でした。自分以外に、馬蹄形縦走にチャレンジされるハイカーは皆足が早いベテランな気がします。
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朝日岳から先は、一部木道ゾーンになっていて、歩きやすいです。
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朝日岳山頂から少し歩いた場所に、水場があります。
馬蹄形縦走コースからは、10分ほど外れた場所です。
こちらの水場で、飲み水を満タンにしました。登山開始前に2.5L準備して、残りは600mlほどでした。なので大助かりです。
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朝日岳周辺は水が豊富なのか、湿原がありました。まるでミニ尾瀬のようです。
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7:40 ジャンクションピーク
T字路の尾根です。
藪になっていますが、真っ直ぐ直進すると難路の山道になっているようです。
馬蹄形縦走の場合は、清水峠の方へ進みます。
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鉄塔のすぐそばを通ります。こんな山の中に鉄塔を建てるのも大変そうですね。
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赤い三角の小屋が視界に入ってきました。しかし小屋が見えてから実際そこへ辿り着くまで、だいぶ長い距離を歩きました。すぐそこに見えているのに、山道の場合は直線ではないし、高低差もあるので、時間がかかります。
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9:30 白崩避難小屋
「しらくずれ」と読みます。
赤い三角の小屋が避難小屋だと思っていたのですが、その手前の小さな小屋が避難小屋でした。
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白崩避難小屋は2段ベット式になっていました。
収容人数は10人です。
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白崩避難小屋の裏側には、神社もありました。
もちろんここでも安全祈願を行います。
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遠くから目立つ赤い三角小屋は、灯油の貯蔵庫でした。避難小屋よりもはるかに立派で驚きです。
灯油がいかに重要なのかを物語っていますね。
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煙突や窓もあることから、ただの灯油貯蔵庫ではなく、何かしらの設備もあるのかもしれません。灯油を保管するだけにしては、かなり豪勢な建物ですからね。
つづく