戸神山について
ぐんま100名山の一つ。
群馬県沼田市にある標高771.6mの低山。
歩行時間は片道約1時間。
アクセスもしやすく、20台ほど停められる駐車場があり。
登山行程
朝9時半頃に駐車場に到着。
駐車場はわりと混んでいました。後で地元の登山者の方に聞いたら、いつもそれなりに車が停まっているようです。ただお昼くらいに下山した時は、2〜3台に減っていたので多くの登山者の方が朝早めに登られているようです。片道1時間の行程なので、ゆっくり登りたい方は午後の方が良いかもしれません。
登山道の手前に山寺があったので、寄り道しました。急な石段を登ります。登山の安全をお祈りして再出発。
登山口からはしばらく林道が続きます。4WDの軽トラなら余裕で走れそうな管理された道です。
木彫りのアマビエの像。疫病祈願。
途中で道が二手に分かれました。
急坂の「鉱山跡コース」と「林道コース」。歩きやすそうな林道コースを進みました。
全行程の四分の三ほどは、緩傾斜の歩きやすい道を進みました。
山頂が近づくにつれて、急な岩山になってきました。低山としてはスリルがあります。練習やリハビリ登山としてはもってこいの場所だと思います。
山頂直下の急斜面を登って頂上へ。
とても良い見晴らしです。
疾走感のある雲。
飛行機雲が絵になります。
山頂からは反対側に降りる登山道もありました。ということは最低でも2つの登り口があるということですね。しかし反対側から登ってきた登山者の方から、「こちらはヒルが多いから気をつけた方がいいですよ」とアドバイスを頂いたので、止めておきました。
下山時は途中から「鉱山跡コース」を使用しました。こちらはかなりの急斜面です。トレッキングポールを持って下山するのは無理と判断し、途中からトレッキングポールの柄を短くしてバックパックにしまいました。バックパックの背の部分にトレッキングポールがしまえるコロンビア製のバックパックで助かりました。
この日は気温が高く、天気予報よりも数度高い30℃くらいの真夏日。9月上旬なので秋服で登ったので、とても暑かったです。
下山時には軽い熱中症のような状態で頭痛がしました。
駐車場の近くに仮設トイレが2つあったので、その中で着替えようと思ったけれど、夏の仮設トイレ内はドアを閉められないほどのニオイがしたのでやめておきました。
おわりに
戸神山は、初心者にも登りやすく、片道1時間なので気軽に登れます。ルートもいくつかあるので、何度も楽しめそうです。遭難することはまずないし、また遭難や怪我をしたとしても、登山者も多いからかなり危険の少ない山だと思います。
コースによっては鎖場やロープもあるので、初心者が練習に登るには適している山ですね。