はじめてコミティア(自主制作漫画誌展示即売会)に参加したのが、2017年の2月。その前日に時間があったので、フジテレビに寄ってみた。そこで偶然、「北の国から」展がやっていたのだ。
当時は、「北の国から」は観たことがなかったし、山小屋にもそんなに興味がなかった。ただ、美術展や展示会鑑賞は好きでよく行っていたので、その延長で軽い気持ちで入ってみることにした。
その時に、展示物の山小屋設定画の写真を撮っていたので、ここで公開しようと思う。今後も、山小屋を建てたい!、山林を開拓したい!と思うチャレンジャーが現れると思うから、ぜひ参考にしていただけたら、幸いです。…自分が描いたわけじゃないけどね(笑)。
「北の国から」は、この展示会の後で、数話観てみたけど面白かった。続きもいつか観てみたい、と思ってそのまま時間が経ってしまったけど。
あらすじはこうだ。
妻と離婚したお父さんが、幼い息子と娘を連れて、地元の北海道へ戻ってくる。
水道も電気も通っていない北海道の山奥のボロ家で生活を始める。娘の方はすぐに山奥暮らしに慣れるけど、息子の方はなかなか慣れてくれない…。そんなストーリー。
◆プロが描いた山小屋設定画
骨組みから、しっかりと書き込まれている。
定規を使わずにフリーハンドで描いてるところに温かみを感じる。
小屋の設定も細かく書かれている。これがドラマの大道具の設計図か。やっぱりプロフェッショナルだねえ。
こういう丸みのある造形って、実際作るの大変なんだよね(汗)。
うしし
室内を上から見たようす。
た、たまらん!
小道具の配置まで描き込まれている。
これらの設定画、今見返すと垂涎もの。
広い庭はいいねえ。何でもできそうだ。
風呂小屋かな?
風車。さすがに風車まで作るのは大変そう…。
屋根の上に石が乗っているけど、個人的には怖いな…。地震時とか。
外回りの壁が長方形じゃないのは、増築したからなのだろうか?そういう設定もリアルだ。
居酒屋。奥の部屋まで考えて設定するんだね。こだわりがすごい。
実際に自分で小屋を作るようになってから、これらの設定画を見返すと、色々と新しい発見があって面白かった。勉強にもなるし。
もっと自由に遊び心を持って作っていいんだという気がしてきた。
これを機会に、田舎暮らしに興味のある人は、ぜひ「北の国から」を観ることをオススメします。昔のドラマだから、さすがに令和の現代とは違う部分はあるだろうけれど、それでも人間の根幹は変わっていないし、自然と人間の関わり方も変わらないと思うから。
それでは、良い田舎ライフを!
おわり