100日間の小屋暮らしで感じたこと(小屋暮らし100日目)




昨年の9月30日の夜から始まった小屋暮らしも、早いもので今日で100日目。

その間に、屋外シンクを設置したり、ウッドデッキに屋根を付けてビニールシートを張ったり、シャワールームや簡易水洗トイレを設置したり、ニワトリの飼育を始めたりした。

10月・11月・12月、そして1月初旬と真冬の山小屋暮らしで100日間サバイバルを達成したところで、思うところを述べていくことにしよう。




前にも書いたかもしれないけど、真冬の小屋暮らしで一番堪えたことは、寒さでも吹雪でもなく、【凍結】であった。
さらに言うなら、【凍結による破壊】。これが一番効いた。




これまで凍結によって壊されたもの。

・シャワーヘッド(割れ・死亡)

・シャワー本体(亀裂・死亡)

・ガーデン用屋外ホース(亀裂・死亡)※経年劣化の可能性もあり

・水道の蛇口(水漏れ・回復の見込みあり)



まいった、まいった。

ただ、凍結による損害は、別に小屋暮らしに限らず、寒冷地で生活されている方全般が経験されていることなので、多少は仕方ないのかもしれない。もちろん、断熱の弱い小屋暮らしだからこそ、ダメージが大きいけど。




小屋暮らしで良かったことは、近隣トラブルから解放されたこと。

周囲に民家がないので、アパートや住宅街のように、近所の生活音や騒音に悩まされることがなくなったのが嬉しい。今一番感じているメリットはこれかな。

夜中に大きな音を立てても、叫んでも大丈夫(しないけど)。

窓にカーテンもしていない。一応、直射日光避けや防寒のためにレースカーテンだけは設置したけど。



困っていることは挙げればキリがない。

・傾斜地のため、車の整備がしにくい。というか実質不可能。いずれ車を駐車するスペースくらいは平坦にしたいと考えている。

・車が汚れやすい。山林の敷地内に車を停めているだけで、雨・雪・泥・花粉、色々なものが車にかかる。

・屋外にシンクを設置したため、冬場は水を出しっぱなしにしないと、凍結して困る。いずれ貯金ができたら屋内にシンクを設置したいと考えている。




画像1

水道業者による工事(途中)の写真





欲をいえば、もう少し温暖な地域でやるべきだったと思っている。

寒冷地というのは温暖な地域に比べて、色々と経費がかかる。車はもちろん4WDが必須だし、水道の凍結防止に色々対策が必要だし、対策してても凍結するし…。

まだ寒さのピークの時期は過ぎていないけど、もし今の時期の寒さがピークだとしたら、普通に”耐えられる”という手応えは感じている。凍結は仕方ないとしても、寒さには慣れてきた。

でも、「100日間生活してすごい」と自分自身思ってしまうあたり、やはり「小屋暮らし」は特別なライフスタイルなのかもしれない。

これを数年間も続けている先達は尊敬に値する!


もし、小屋暮らしにチャレンジしてみたいと考えている方にアドバイスを贈るとしたら、

サラリーマン定年退職後に地方移住して失敗するくらいだったら、なるべく若いうちに「小屋暮らし」にチャレンジしてみた方がいい。

と伝えるかな。

うまくいったら儲けものだし、もし失敗してもやり直せるし。

ぜひ、小屋暮らしチャレンジを!




PS:

それと、これまで100日までは毎日更新しようと決めていたんだけど、今回100日間毎日更新ができたので、一区切りをつけて、次からは何か出来事が起こったら記事にするという方向に変えようかなと思う。さすがにプロブロガーでもないのに、毎日更新はこたえてきたので…(笑)。

それではみなさん、またお会いしましょう!

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