電気開通

みなさん、こんばんは。一城ひとまです。

山小屋では、土地を買った時点で電気開通は考えていた。

なぜなら敷地内に電柱が立っていたから。

この電柱と支線のおかげで、電柱敷地使用料として、年間約3000円位の収入となる。引越しの時期の関係で、2年半分まとめての振り込みだったと思う。

そしてせっかく電柱がすぐそばに立っているのなら、電気開通はやった方が絶対に便利だと判断したのだ。

元々、ソーラー発電にも興味があったけれど、自分の電気の使い方では、どんなにソーラー発電設備に投資しようと、賄うことは難しいだろう。

パソコン、ネット、電子レンジ、除湿機、エアコン…etc.etc.。



窓の上にあるコンセントは後日設置予定のエアコン用コンセント

そんな訳で、7月の頭に、地域の電気工事店にお願いをした。

しかし、これがなかなかスムーズに進まなかった。

山林特有の問題も発生した。

通常でも電気開通工事は待たされるものらしい上に、電線に枝がかかっていて、まずはその伐採作業が入るという。

さらに、伐採作業には、土地所有者の承諾書類への押印が必要だというし。

そんなこんなで遅れて、7月頭にお願いしてから、二ヶ月近くかかって開通工事を終えた。

小屋内の四隅に通常の2口コンセントを設置してもらい、さらに、エアコン用のコンセント、屋外の防水コンセントの、合計6箇所にコンセントをつけてもらった。1箇所に付き、3000円くらい費用がかかった。さらにシーリングライトのソケットとスイッチも取り付けてもらった。

電気開通工事の合計料金は、コンセントや照明工事も含めて、10万円以下だった。

(詳しい見積書は引越し後の整理でどこかへいってしまったが、見つかり次第追記しようと思う。)




工事は、業者の方にお任せだった。

照明用スイッチ

ただ、問題もあったけれどね(苦笑)。

今だから書くけど、これがもし普通の新築物件だったから、苦情案件だったかも。

電気工事業者がどんどん工事を進めるのだ。

立ち合いが基本だと思うけど、自分が到着したら、もう工事が始められていた。

「ドアは開けておきますよ」と言ってはいたけど、いつの間にか上がり込んでいて、業者の判断で次々と穴あけ工事や配線工事が行われていた。

工事予定時刻よりも30分前に山小屋に到着したのに、もうすでに業者は到着していて、勝手に進めていて、どんどんドリルで柱に穴を空けているのには驚いた。


穴あけ場所を伝えていないのに、到着時にはすでに空けられていた屋外コンセント穴……

工事が終わり、業者が帰った後に、山小屋の室内を見渡すとドリルで穴を開けた木屑もいくつか落ちていたし。柱に穴を空けた時に、下穴を空けなかったのか、穴が裂けている箇所や、穴の開け間違いもあったし。

おまけに、ブレーカーを傾けて設置されていた…(これはプラスネジで固定されていたから、後で自分で直したけど)。

傾いてるブレーカー。気にしないようにすればするほど、気になってしまった…

いやはや、電気工事がこんなに雑だとは思わなかった。

確かに本来であれば、壁で隠れる部分だけど(工事当時は、内壁が未完成状態だった)。

この一件で、人生で新築物件(注文住宅)を頼むことはないと誓った。

どうせ雑な仕事をされるくらいなら、中古住宅を購入して、自分でリノベーションした方がいいと思った。

いやはやなんとも…。
ひょっとしたら、電気工事界隈では、見えない仕事は雑にしないと採算が取れないのかもしれないけど。

でもまあ、この電気開通工事のおかげで、山小屋で電気が使えるようになった!

これは嬉しい進歩だ。やっぱり電気が使えると夜間の照明にもなるし、

電気工具やパソコン類も自由に充電できる。

これで小屋暮らしがグッと暮らしやすくなるだろう





おわり

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