ニワトリが野良猫に襲われた(小屋暮らし96日目)


心配される方もいると思うので、結論から先に述べると、ニワトリは無事です。
今は元気です。


今日もいつものように、ニワトリを放し飼いにしていた。

すると、やや大きな声で「ギャッ!」という鳴き声が聞こえた。

時間はお昼前。白昼の出来事。

高い所からでも落ちたのかなと、最初は思った。


前に、ニワトリが獣害にあった方のブログをいくつか読んだことがあったけれど、そこには、「普段聞いたこともないような叫び声が聞こえた」とか、「夜中大騒ぎしていた」とか書かれていた。

自分の場合は、ただ一度「ギャッ」と鳴いただけだった。放っておこうか最初は悩んだけど、高い所から落ちたとしてもケガした可能性はあるし、万一野生動物に襲われた可能性もある。さほどの騒ぎではないため、もし獣害だとしても、床下で小さなネズミにでも噛まれたのかと思った。


どこが現場か分からないので、とりあえず大声を立てた。

山小屋周りを一回りすると、野良猫が逃げていく姿が見えた。

黒と白のマダラ模様の野良猫。以前この山林に来ていた野良猫は茶色。もう2ヶ月くらい姿を見せていないけど。


山小屋の玄関とは正反対の場所で、ニワトリを発見。血は出ていない。
ただ少し羽根が乱れていた。軽症のようだ。普通に歩けるし、いつもと変わらない。

にわとり





とにかくこんなことがあった以上、もう放し飼いはできない。



以前作った防獣ネットで囲った放牧場の中に入れる。最初は中々入ろうとしなかったけど、カゴで追い込んだりして、なんとか中に入れた。1羽が入ってくれると、他のニワトリも入ってくれたりする。




現在ニワトリを3羽飼っているんだけど、大抵2羽と1羽で少し離れて行動する。

幸いだったのは今回襲われたのが2羽で行動している方だったこと。
2羽でいたから、野良猫も深追いしなかったのか、それとも野良猫にとってはただの遊びのつもりだったのか。とにかく大きなケガがなくてよかった。




画像1

放牧場に入れたニワトリ達は、外に出たそうにしていた。

普通は、外敵に襲われたニワトリは1日〜数日怖くて鶏小屋に引きこもってしまうらしいけど。
そうなると、野良猫も本気で狩ろうとはしていなかったのかもしれない。

叫び声は、驚きの声だったかもしれないし。


乱れてめくれた羽根も次第に直っていて、どのニワトリが襲われたニワトリなのかも、見分けがつかなくなった。

ただ、用心にこしたことはないし、こちらの悩みの種が尽きないので、ニワトリの放し飼いはやめることにした。

これからは、防獣ネットで作った放牧場の中だけで飼うことにしよう。




そうそう、今日も昨日に続いてニワトリが卵を産んだ。3個。
ただ、このペースで産んでもらうと、食べきれなくなる…。うれしい悲鳴。

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