はじめに
軽自動車のピックアップトラック「ハイゼットデッキバン」の荷台は、軽トラに比べるとかなり短いです。そこで、デッキバンの荷台のアオリを水平状態にキープして、少しでも荷台を広く使えるようにされる方はわりと多いです。今回は自分もデッキバンの荷台延長にチャレンジしてみました。
道路交通法(2022年5月改正)では、車両の長さの0.1倍までは前後共にハミ出しても良いことになっているのですが、デッキバンの荷台は完全に水平にしてしまうと、わずかながら余分にハミ出てしまいます。なので走行中には上記の方法は使用できないです。あくまでも停車中に限り、荷台を水平にキープできます。
材料
使用する材料は、ホームセンターで購入しました。

・皮膜付きワイヤー(1m・黒) ×2 ¥896
・ステンレススプリングフック (カラビナ) ×2 ¥916
ワイヤーの先に輪があるものを使用しました。この輪にカラビナを取り付けます。
DIY作業
ちなみに今回使用した車のモデルは、旧型ハイゼットデッキバンです。
十数年前のモデルで、型式は【S330W】です。

アオリのバー部分にワイヤーの端を通します。

もう一方のワイヤーの端にカラビナを取り付けます。
そしてそのカラビナを、元々取り付けてあった荷台のフックに引っ掛けました。

ワイヤーを2本ともつなげれば、もう荷台の水平化の完成です。

ちょっとだけ荷台が下がっているような気もします。後で何かしら手を加えて調整したいと思います。
またアオリの厚みの分だけ完全な水平になっていないので、荷台の方に板を敷くなりしないと、完全に水平な状態を作ることはできなそうです。
ワイヤーやカラビナの耐荷重的には、人が座っても大丈夫な強度だと思うのですが、実際に座ってみると少し心配な感じでした。これも後でいずれ手を加えたいと思います。
とりあえず、最も簡易的で安上がりな方法で、荷台の水平化・延長が完成しました!
おわりに
この荷台水平化により、元々の荷台長85cmに、アオリの高さ38.5cmが加わり、荷台の長さが123.5cmに延長されました!(新型デッキバンの場合は122.5cm)
120数センチだとまだ少し短い気もしますね。
そこで、良いアイデアを思い付きました。

足場台などを利用する方法です。
地上から荷台までの高さが65cmなので、その高さに適応できる足場台を購入して、荷台と接続させ上に板を敷けば、デッキバンの荷台の上でテント泊することも可能かもしれません。

実践するかどうか別として、アイデア次第で色々なことができそうなのが、車の荷台です。
これからも色々と試していきたいと思いました。