ニワトリを飼って感じたこと(小屋暮らし99日目)


昨年暮れにニワトリを飼い始めて、2週間以上経過したので、これまでに自分が感じたことを記しておこう。

飼い始める前と今では、ニワトリに感じていたイメージが全然違う点もあった。

今後ニワトリを飼いたいと思っている人の参考になれば嬉しい。

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いつのまにか脱走したニワトリ




◆実際にニワトリを飼って感じたこと



・【意外と臆病ではない】

ニワトリは「チキン」というくらいだから臆病と思っていたけど、それは飼い始めた最初の頃だけで、好奇心旺盛で木の茂みや道路までどんどん移動する。野良猫に襲われたのに、その日のうちに外に出たがっているし。全くトラウマにならないのだろうか。



・【冬の寒冷地でもしっかり卵を産む】

飼い始めて最初の1週間は2個しか卵を産まなかったのに、ここ数日は卵ラッシュが続いている。ほぼ毎日卵が3個ずつ(雌鳥3羽飼育のため)増えていくので、毎晩目玉焼き3個を食べて、もう嫌気が差してきている…(苦笑)。



・【寒さに強い】

めっちゃ寒さに強いと思う。一度家出したニワトリが一羽、床下で一晩過ごしたけど、翌日には元気に出てきた。しかもしっかりと卵まで産んでいた。今現在は、鶏小屋に暖房は入れていない。でも念には念をと一応、小動物用の「保温電球」を注文した。



・【市販の卵と全然違う】

平飼い卵のため、栄養価は高いと思うけど、その代わり今まで食べていた1パック200円の卵と比べると違う点がある。特に違うと感じたのは白身の部分。白身がフライパン上で広がっていかないため、厚みのある小さな目玉焼きができる。薄く広がってパリッとした目玉焼きが好きな人には、ちょっと違和感を感じるかもしれない。



・【食べるのが汚い】

残念ポイント。最初は古いステンレスボウルに餌を入れていたけど、ニワトリが足を入れてこぼしたりするので、今は浅い皿を使用している。浅い皿に変えてだいぶ良くはなった。しかし場合によっては鶏糞や泥が皿についていたりすることもある。これを改善するために市販の自動給餌器を注文した。



・【やっぱり温和】

雌鳥ということもあるのかもしれないけど、人に対して攻撃してくることはない。よく靴や足首をつついてくるけど、全然痛くない。愛情表現だと思っている。現に、人が荷物を取ろうとしていると、それを察して場所をどいたりする。ただ、他のニワトリに対しては攻撃的な部分は多少ある。餌を食べる時に他のニワトリの邪魔をしたり、つついたりしている。



・【どこでも糞をする】

これが一番の迷惑ポイントかな。これがなければ室内飼育もできるんだけど。犬や猫と違ってトイレの場所を覚えたりしないから困る。糞をしても分解されやすいように、鶏小屋の床に米ぬかを撒いたのに、寝床でされる。



・【夜はすごく静か】

昼間は色々外を出歩いたりしているのに、夕方5時くらいになると自然に鶏小屋に帰っていき、小屋の高い位置に作った寝床で休んでいる。ほとんど身動きしない。時々他のニワトリをつついたりするくらい。



・【思ったほど食べない】

これは平飼いしているため、屋外や土中の虫や生き物を食べているからかもしれないけど、あまり餌は食べない。皿の大きさにもよると思うけど、自分の場合は浅皿一杯で、2日は持つかな。水は毎晩凍結してしまうので、毎日交換しているため計測できないけど。



まだ飼い始めて2週間だから、今後もっと色々な情報が増えてきたら、また記事にまとめたいと思う。


1羽3300円で購入した純国産種。

もし、興味のある方がいたら、ぜひ飼ってみると面白いかも。

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