壁パネル作り(小屋作り6)

取り付け中の壁パネル

こんばんは。一城ひとまです。

まだまだ暑い日が続きますね。

本来であれば、今頃は小屋に電気が開通して、エアコンで涼むこともできたのですが、色々あってまだまだ電気の開通は出来てません。



6月下旬頃に町の電気工事業者に依頼をして、そこから業者を通じ、東京電力さんに申請・低圧工事、7月末には電気開通、快適状態♪…の予定になるはすだったのですが。

山間部あるあるで、電線工事の前に、邪魔になる枝の伐採作業があるため、遅れているようです。

木が生えている土地の所有者に連絡を取って、伐採許可の印鑑を貰ってからでないと、東京電力さんも工事が始められないようで、その点は住宅街に比べて不便ですね。

一応、東京電力さんの方からは、8月末頃には山小屋に電気が繋がるとの連絡が来ました。さすがに再延期にはならないだろう。楽しみだ。

電気の配線工事が終わらないと、本格的に小屋の中に荷物を入れられないので、引越し作業はそれが終わってからかな。


と、現状報告でした。







当ブログはリアルタイム更新ではないため、かなり時間をさかのぼって、今回の本題は壁パネルの話。


壁パネル作り

2隅目の壁パネル


当時の日記を読み返すと、大体2020年4月下旬~。

前回のブログ記事で、土台が完成したので、今回はこの上に壁を立ててゆきます。



柱を立てて先に屋根を完成させる【在来工法】という方法もあるのですが、自分は初心者向きで材料も手に入りやすいということで、【2×4工法】という方法で建てました。


この2×4工法というのは、安価で入手しやすい2×4材と合板を使って建ててゆく方法です。



壁パネルの高さは2440mm。なぜこの高さかと言うと、これが上記の2×4材の8フィート材の長さだからだ。これならノーカットでいけるから。もう一段階短い6フィート材だと1820mm。さすがに低すぎる。8フィートくらいが丁度良いと思ったのだ。

3隅立ち上がった壁パネル





この壁パネル作りの段階に入ってくると、さすがに付近の集落でも「小屋作り」していることに気付いたのか、たまに近所のおじいさんが見に来るようになった。10分ほど立ち話をして去ってゆく。

「この集落で話題になっているよ」



いや~、これは嬉しくない情報…。


他のBライファー(小屋暮らし人)のブログを読んでも、「近隣トラブルには気を付けろ」と書いてあるし。


でも、後にこれが杞憂だったことが分かった。



本当に単純に小屋作りが珍しくて見学人が増えただけで、特に問題視するわけでも、不審がっているわけでもないことが分かった。


そればかりか、近所(といってもこの場所から1kmくらい離れているかな)の人も庭に小屋を作り始めて、こちらが驚いた。こうして小屋暮らしが広がってゆくのか。




寝太郎さん!あなたの蒔かれたタネはこうして着実に広がっていってますよ!

※寝太郎さんとは、Bライフ(小屋暮らし)の提唱者



ちなみに、今このブログ記事を書いている2020年8月中旬現在、もう見物人は来ていない。小屋が9割がた完成したからか、物珍しさもなくなったのか、理由は分からないけど。





壁パネルの話からズレてしまったので、元に戻そう。



壁パネルは先に四隅を仕上げる。小屋の隅に、2枚の合板を貼るだけでかなり安定感が増す。合板1枚だと全然安定せずフラフラ揺れるから、合板1枚の状態で作業をやめてはいけない。

立ち上がった4隅の壁パネル



壁パネル作りで最も役に立ったのは、F型クランプ。こいつが良い仕事をしてくれた。


むしろF型クランプなしに、一人で小屋作りは不可能に思える。



安物だけど、Wi-Fiを求めて、モーリシャス沖で座礁事故を起こし、油を洩れさせた船員よりもよっぽど優秀!



からあげ兵長
からあげ兵長
私は、天ぷら油漏洩事故を起こした元船員だが、泣かなかった。

どんなもんだい、エッヘン!





2×4材を固定するF型クランプ





四隅が完成すれば、後は間に壁パネルを建ててゆくだけ。注意点といえば、この時点で窓やドアのサイズを決めてゆかないといけないこと。早めにホームセンターで窓2つ、勝手口ドア1つを買っておいたので、これは現物を測って、それよりも少し余裕を持って窓やドアの取り付け場所を確保して、壁パネルの骨組みを作っていった。

ホームセンターで買った窓の枠




最も大きなサイズの掃き出し窓は、さすがにホームセンターでは扱っていなかったため、これは後日ネット注文した。

勝手口の取り付け




梅雨が来る前に屋根を完成させたかったため、壁パネルに合板を全て打っている時間的余裕はない。必要最低限の合板だけ打って、ひとまず壁パネル作りは区切りをつけた。残りの作業は、屋根を完成させた後にした。

窓とエアコン位置も確保




壁パネルを一人で作業するのは、困難だった。いや、そもそも小屋作りを一人でやることは困難だ。だが、不可能ではない。多くの先人たちが一人で小屋を作ってきた。そしてそれを可能にさせるのが、優れた道具の存在だと強く感じた。今回でいえば、F型クランプ。正直言えば、他の方のブログで絶賛していたから、この道具を取り入れたんだけど…。これが本当に役に立った!

ひとまず安定した壁パネル



今回のブログでこれだけは覚えておいて欲しいというのは、

まさにこのF型クランプだね。






それではみなさん、今回も最後まで読んでいただきありがごうございました。

今回は、読者からの熱烈なアンコールにお応えして、著作権ギリギリのオリジナルキャラクター「からあげ兵長」を再登場させてみました(笑)。

まだまだ暑い夏が続きますが、がんばりすぎずにコツコツがんばってゆきましょう。








おわり

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